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『ジョーカー』について、この記事でわかること
- 何歳から観れる?
- 気まずいシーンや描写はある?
- グロいシーンや怖い暴力描写はある?
- 年齢制限がR指定なのはなぜ?
- 大人が夜中にひとりで観るのは怖い?
- どこのサブスク・動画配信サービスで観れる?
- 他のDC作品をおさらいしておく必要がある?
『ジョーカー』【R15+】(2019年)は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
- ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる大人向けの作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る)
気まずいシーンは? | 性的描写・裸の描写:軽度 | 詳しい解説へジャンプ |
残酷な暴力・グロ描写は? | 暴力・グロ描写: 重度 | 詳しい解説へジャンプ |
怖いシーンは? | ホラー・緊迫感:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
『ジョーカー』ってどんな映画?サクッと解説
『ジョーカー』【R15+】(2019年)は、「バットマン」シリーズでお馴染みのヴィラン“ジョーカー”の誕生を描いた作品。
「バットマン」シリーズや「スーサイド・スクワッド」シリーズなど、ジョーカーが登場する作品は数多く存在しますが、この『ジョーカー』【R15+】(2019年)はどの作品ともストーリーや設定がつながっていない完全に独立した作品のため、観る順番など気にする必要はありませんし、過去作品をおさらいすることなく楽しめます。
年齢制限区分【R15+】の作品ということで、基本的には小学生以下のお子さんにはおすすめしない作品です。
極めて刺激の強い暴力描写や出血・グロ描写が含まれる作品ではありますが、描写の程度だけについて言えば小学生高学年でもギリギリ観れる子には観れるレベル。
過激なアクション映画などをよく観るお子さんにとっては、観たことあるレベルの過激さかも(とはいってもかなり過激なことには違いないです)!?
気まずいシーンも、やや刺激の強い描写もありますが小学生にとって過激すぎるほどの描写は含まれていません。
しかし、本作品はストーリーがとにかくひたすらダークなんです!
主人公アーサーの救いのない不遇な状況を、小学生以下の子供が一体どれだけ理解できるでしょうか!?
“毎日辛くても真面目に頑張ってさえいれば、いつかは報われる”なんていうきれいごとは一切通用しない世界、誰からも愛されない誰からも認められない主人公アーサー。
未来に希望を抱く、まだまだ成長過程にある小学生以下の子供には、知ってほしくない世界かもしれません。
上記のような理由から、子供向けレベル1★☆☆☆☆(小学生以下にはおすすめしない)といっても過言ではない作品です。
お子さんと一緒に鑑賞される際は、お子さんが落ち込んでいるときや悩みを抱えているようなタイミングを避けて鑑賞されることをおすすめします。
まもなく、続編の『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』【PG12】(2024年)が公開予定。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、本作品とストーリーが直接つながっているため、新作を鑑賞する前に是非この『ジョーカー』をチェックしておきましょう!
『ジョーカー』の上映時間・あらすじ・予告動画・キャストなど
タイトル | 『ジョーカー』(原題: Joker) |
公開 | 2019年 |
ジャンル | スリラー、クライム、ドラマ |
上映時間 | 122分 |
年齢制限 | R15+(=15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)) |
監督 | トッド・フィリップス |
キャスト | ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ |
STORY
狂気の傑作。
ひとりの男が悪のカリスマに変貌する、衝撃のサスペンス・エンターテイメント!
本当の悪は、笑顔の中にある。第76回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞を受賞、
早くも「本年度アカデミー賞最有力」の呼び声高い、今世紀初めて出会う衝撃作——
孤独だが心優しい男が<悪のカリスマ>に変貌する瞬間を、目撃せよ。
コメディアンを夢見るアーサーは、なぜ狂気溢れる唯一無二の悪になったのか?
初めて語られるジョーカー誕生の理由に隠された、切なくも衝撃の真実とは?
アカミデー賞常連の実力派スタッフ・キャストが完全オリジナル・ストーリーで挑む、
サスペンス・エンターテイメント!
『ジョーカー』は子供・親子が観れるファミリー向けの映画?
ここから先は、作品の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫による年齢区分:R15+(=15歳未満の観覧禁止)
R15+(Restricted/観覧制限):15 歳以上(15 歳未満は観覧禁止)
この区分の映画は、主題や題材の描写の刺激が強く、15 歳未満の年少者には、理解力や判断力の面で不向きな内容が含まれている。従って、15 歳以上の観客を対象とし、15 歳未満は観覧禁止とする。
年齢制限がR15+なのはなぜ?
映倫による区分指定の理由は、以下の通りです:
コメディアンを夢見る、孤独だが純粋で心優しいアーサー。世界を笑わせようとしていた一人の”人間”が、なぜ、狂気溢れる”悪のカリスマ=ジョーカー”に変貌したのか。ドラマ。刺激の強い殺傷の描写がみられ、標記区分に指定します。
『ジョーカー』の子供向けレベルをチェック!
子供や親子での鑑賞に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:軽度
あなたのご意見お聞かせください
やや気まずい下ネタジョーク(“エッチ”“セックス”などのフレーズが出てきます)が含まれます。
また、日記帳に女性のヌード写真の切り抜きが貼り付けられており、そのヌード写真がチラっと映ります。
しかし、ページをペラペラとめくるときにほんの一瞬映る程度なので、はっきりとはわかりませんし見過ごしてしまうくらいのレベルです。
その他、女性の入浴シーンがあるものの、胸元(谷間が見える)がチラリと映るだけでフルヌードの描写はありません。
暴力・グロ描写:重度
あなたのご意見お聞かせください
極めて刺激の強い暴力描写、出血描写が含まれます。
殺人の描写や過激な暴力描写を見慣れていないお子さんは、恐怖や不安を感じる可能性があるためご注意ください。
極めて露骨で残酷な暴力描写ではあるものの、過激なアクション映画をよく観るお子さんは目にしたことのあるレベルの描写かもしれません。
しかし、ダークで抑圧された雰囲気の中での暴力描写なので、アクション映画などよりもさらに露骨で残酷に感じるはず。
鑑賞後、頭の中に重たく暗い印象とともにずっと残ってしまうような描写なので、学校生活があまりうまくいっていない子や何か悩みがある子の鑑賞はおすすめしません。
リンチの描写
無抵抗な人間を複数人でボコボコに殴る蹴るなど、リンチのようなシーンが何度か出てきます。
かなり理不尽な暴力シーンなので、主人公に感情移入しがちなお子さんがこのシーンを観ると、心をえぐられるような気持ちになってしまうかも?
殺人の描写
銃や刃物での殺人のシーンがあります。
銃による暴力シーンでは、激しく血や肉片が飛び散り、撃った本人も返り血を浴びまくるため、グロ注意のシーンでもあります。
子供の顔に血が飛び散るようなシーンもあります。
また、刃物で目や首を刃物で突き刺し、頭をつかんで執拗に壁に打ちつけます。恐怖や絶望を強く感じるシーンです。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:重度
あなたのご意見お聞かせください
ホラー映画ような緊迫感を煽る演出や突然出てくる系のハラハラドキドキ感はありません。
しかし、とにかくずーーーっとダークでシリアスな雰囲気なので、最初から最後まで不快感のようなものを持ったままストーリーの展開を見守らなければなりません。
殺人などの暴力シーンで緊迫感を感じるのはもちろんですが、社会から虐げられ誰からも愛されないアーサーの姿にも極めて強い不安や絶望感を持ってしまいます。
その他:喫煙シーン
本作品は、喫煙シーンが頻繁に出てきます。
『ジョーカー』を夜中に大人1人で観るのは怖い?
ダークでシリアスな雰囲気の本作品ですが、ホラー映画のような怖さはないため、夜中に1人でも鑑賞できます。
しかし、鑑賞後に強い絶望感や抑うつ感を持ってしまう作品なので、メンタルが弱っているときや色々とうまくいっていないときの鑑賞はやめておいた方が良いかもしれません。
『ジョーカー』は何の動画配信サービス・サブスクで観れる?
『ジョーカー』は、以下のサブスク・動画配信サービスで配信中です。
見放題 | |||
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まとめ:『ジョーカー』は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
『ジョーカー』【R15+】(2019年)は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
- ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる大人向けの作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る)
気まずいシーンは? | 性的描写・裸の描写:軽度 | 詳しい解説へジャンプ |
残酷な暴力・グロ描写は? | 暴力・グロ描写: 重度 | 詳しい解説へジャンプ |
怖いシーンは? | ホラー・緊迫感:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
『ジョーカー』は何歳から観れる?どんな子供におすすめ?
『ジョーカー』は、こんなお子さん&ご家庭におすすめです:
- ダークな映画に慣れている
- ジョーカーが好き
- 出血描写に抵抗がない
- 心が落ち着いている
上記に当てはまるお子さんであっても、小学生以下のお子さんの鑑賞は注意が必要です。
特に、最近嫌なことがあったお子さんや、何かとうまくいっていないお子さん、悩みを抱えているお子さんの鑑賞は、まったくおすすめしません!
『ジョーカー』は、こんなお子さん&ご家庭にはおすすめしません:
- 実写映画が怖い・苦手
- ダークな映画が怖い
- 最近学校が楽しくない
- 出血描写が苦手
『ジョーカー』【R15+】(2019年)を観た子供たちの感想&反応
我が家の子供たち(小6&小3)は、『ジョーカー』は未鑑賞。
映画好きの小6長男は、極めて刺激の強い暴力描写が含まれる作品(例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど)も鑑賞しているため、暴力描写の程度としてはこの『ジョーカー』も鑑賞できるレベルかと思います。
しかし、とにかく主人公アーサーの不遇な状況がかわいそうでかわいそうで、まだ小学生以下の息子たちには見せたくない作品なんです。
大人でも、鑑賞後はしばらく抑うつ感を引きずるような作品ですし、まだまだ成長過程の子供たちの心にどんな影響を与えるのか未知数すぎる!
「スーサイド・スクワッド」シリーズなどでジョーカーのことも知っていますし、この『ジョーカー』にも興味を持っているようですが、もっと色んな経験をしてもっと色んな映画に触れてから、この『ジョーカー』を鑑賞してほしいと思っています。
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