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映画『ウインドリバー』について、この記事でわかること
- 何歳から観れる?
- 気まずいシーンや描写はある?
- グロいシーンや怖い暴力描写はある?
- 年齢制限【G】だけど、小学生は観れない?
- どこのサブスク・動画配信サービスで観れる?
『ウインド・リバー』【G】(2017年)は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
- ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる大人向けの作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る)
気まずいシーンは? | 性的描写・裸の描写:中度ー重度 | 詳しい解説へジャンプ |
残酷な暴力・グロ描写は? | 暴力・グロ描写:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
怖いシーンは? | ホラー・緊迫感:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
『ウインド・リバー』ってどんな映画?サクッと解説
『ウィンド・リバー』【G】(2017年)は、アメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地“ウインド・リバー”を舞台にした、サスペンス映画。
【G】(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる)というレーティングがついていますが、かなり過激な暴力描写、グロ・出血描写、極めて露骨な性的描写も含まれるため、小学生以下のお子さんとの鑑賞は要注意の作品です。
雪と自然以外に何も存在しないような孤独な環境の中、暗く重く寂しい雰囲気でストーリーが展開していきます。
そんな心理状況でストーリーを追っているため、ほんの少しの暴力行為も残酷でリアルで怖いと感じますし、常になんとも言えない緊迫感と孤独感がついてまわります。
過剰すぎるグロ描写や出血描写はありませんが、雪の中の死体のシーンや銃撃戦のシーンなど、かなりストレートでリアルに表現されていて、小学生以下の子供が鑑賞することは想定されていない印象。
大人向けの作品になっています。
性的描写については、気まずいベッドシーンや、低年齢の子供たちに見せたくないようなかなり露骨で暴力的なシーンがあり、家族でのリビング鑑賞は慎重に判断されることをおすすめします。
気になる方は、詳しい解説をご確認ください。
本記事では、描写の程度を解説する目的で、あらすじや予告動画には含まれていない内容について言及しています。
ネタバレにご注意ください。
『ウインド・リバー』の上映時間・あらすじ・予告動画・キャストなど
タイトル | 『ウインド・リバー』(原題: Wind River) |
公開 | 2017年 |
ジャンル | サスペンス、スリラー |
上映時間 | 107分 |
年齢制限 | G(=年齢にかかわらず誰でも観覧できる) |
監督 | テイラー・シェリダン |
キャスト | ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、グラハム・グリーン |
STORY
なぜ、この土地(ウインド・リバー)では少女ばかりが殺されるのか―― 第70回カンヌ国際映画祭<ある視点部門>監督賞を受賞した衝撃のクライム・サスペンス!
ジェレミー・レナー&エリザベス・オルセン共演!『ボーダーライン』のテイラー・シェリダンがメガホンを執った、アメリカの闇を描くクライム・サスペンス!
厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地“ウインド・リバー”で見つかった少女の凍死体―。遺体の第一発見者であり地元のベテランハンターのコリー・ランバート(ジェレミー・レナー)は案内役として、単身派遣された新人FBI捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)の捜査に協力することに。 ジェーンは慣れない雪山の不安定な気候や隔離されたこの地で多くが未解決事件となる現状を思い知るも、 不審な死の糸口を掴んだコリーと共に捜査を続行する…。
『ウインド・リバー』は子供・親子が観れるファミリー向けの映画?
ここから先は、作品の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫による年齢区分:G
映倫による年齢制限区分では、子供を含めたすべての年齢の人が観覧OKということになっています。
ただ、本作品は、下の説明の中の“より大人向けの作品”に該当する作品かと思われます。
G(General Audience/すべての観客):年齢にかかわらず誰でもで観覧できる
この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G 区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。
『ウインド・リバー』の子供向けレベルをチェック!
子供や親子での鑑賞に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:中度ー重度
あなたのご意見お聞かせください
過激で露骨な性的描写、気まずいベッドシーンが含まれる作品です。小学生以下のお子さんとの鑑賞は、ご注意ください。
レイプのシーン
女性がレイプされるシーンがあります。
ずっと女性の表情が映されているため、レイプシーンの全体像や女性の裸が映ることはほとんどありません。
しかし、女性がズボンと下着を脱がされていることはわかりますし、男性もズボンを脱いでいることがわかります。
短い時間ですが、うつ伏せの女性の上に覆いかぶさるような態勢で、腰を振っている露骨な描写がしっかりと映されています。
意識のない女性に対しての行為で、めちゃくちゃ残酷で暴力的でかなりの胸くそシーン。色んな事がまだよく理解できていない小学生以下の子供には見せたくない描写です。
ベッドシーン
やや気まずいベッドシーンがあります。
とはいっても、キスシーンのあと裸の男女(女性はキャミソールを着ています)がベッドの上で会話を楽しんでいるだけのシーン(つまり性行為後のシーン)で、大人が見れば色々察するものの、そこまで刺激の強い描写なわけではありません。
しかし、その後、部屋にやってきた別の人物から「セックスのニオイがするな」「シーツの中はどうなってるんだ?」などと、しつこく絡まれてしまい、そのやり取りが刺激的(そして暴力的)に感じるかもしれません。
その他
検死のシーン(正確には検死後のシーン)があり、女性のアンダーヘアの描写があります。
ほんの一瞬のシーンですし、アンダーヘアの部分と足の付け根のみが映されるため、どこが映されているのか気付かない人もいるかも?くらいのレベルです。
暴力・グロ描写:重度
あなたのご意見お聞かせください
極めて過激で残酷な暴力描写、グロ・出血描写が含まれます。
過剰にグロを演出しているような描写は出てこないものの、【G】作品としてはグロ・出血レベル高め&刺激強めの暴力グロ描写が多く含まれまる作品です。
小学生以下のお子さんとの鑑賞は十分にご注意ください。
死体の描写
露骨な死体の描写が複数回あり、出血や傷の描写、死体が腐敗した描写など、遠慮なくはっきりと描かれています。
口から大量に出血し、凍傷により青黒くなった足や顔など、リアルで露骨な描写だらけ。
外に長時間放置されていたために動物たちに部分的に食べられたと思われる死体の描写があり、その死体を発見する場面では、死体は損壊し、鳥がその死体を食べている描写もあります。
また、死体の検死のシーンでは、切り開かれた内臓がしっかりと映っています。
アップになることはありませんし焦点が合っていないためぼやけたような描写ですが、検死官とFBI捜査官が会話をしている間、ずっとその切り開かれた内臓部分が映されているため、グロ注意のシーンです。
銃撃戦のシーン
銃の撃ち合いになるシーンが何度かあります。
いずれのシーンも、他の【G】区分の作品と比較すると出血描写が多め&リアルで、体の撃たれた部分は穴が開き血が流れていたり、頭を撃たれて血が吹き飛んだり、かなり過激な襲撃シーンとなっています。
映画全体がダークで重苦しい雰囲気なので、アクション映画などよりも強い不安と恐怖を感じる人が多いんじゃないでしょうか。
その他
複数人で1人を取り囲み、殴る&蹴るなど暴力を振るうリンチのようなシーンがあります。
殴られている人物は必死で抵抗しているのに逃げることができず、緊迫感の強い描写です。
その他、薬品のスプレーのようなもの浴びて、嘔吐するシーンがあります。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:重度
あなたのご意見お聞かせください
強い緊迫感や不安感のある作品です。怖がりなお子さんはご注意ください!
過酷な自然環境の中で起きた殺人事件の捜査ということで、登場人物たちの心理的なプレッシャーが強く伝わってくるため、みている人も精神的に追い詰められていきます。
また、女の子のレイプシーンはかなりの胸クソシーンで、ほとんどの方が極度の不安や怒りを感じるんじゃないでしょうか。
ホラー映画ではありませんし、過度に恐怖を煽るような演出はありませんが、そもそもこの映画の舞台とストーリーがとても重苦しく、厳しい寒さなど暗い要素が含まれているため、ずーっと重苦しい気分でストーリー展開を追うハメに…
サスペンスやスリラー映画好きな大人はめちゃくちゃ好きな雰囲気だと思いますが、あまり小学生以下のお子さんは楽しめないかもしれません。
『ウインド・リバー』【G】(2017年)を夜中に大人1人で観るのは怖い?
ホラー映画のようなハラハラドキドキ感は含まれないため、夜中に1人で鑑賞しても怖いということはないかと思います。
しかし、上述の通り、全体的に重苦しいダークなトーンの作品なので、苦手な方はご注意ください。
『ウインド・リバー』は何の動画配信サービス・サブスクで観れる?
『ウインド・リバー』は、以下のサブスク・動画配信サービスで配信中です。
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レンタル配信 |
まとめ:『ウインド・リバー』は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
『ウインド・リバー』【G】(2017年)は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
- ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる大人向けの作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る)
気まずいシーンは? | 性的描写・裸の描写:中度ー重度 | 詳しい解説へジャンプ |
残酷な暴力・グロ描写は? | 暴力・グロ描写:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
怖いシーンは? | ホラー・緊迫感:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
『ウインド・リバー』は何歳から観れる?どんな子供におすすめ?
『ウインド・リバー』は、こんなお子さん&ご家庭におすすめです:
- 実写映画に慣れている
- サスペンス映画が好き
- 緊迫感の強い映画が好き
- グロ・出血描写にも抵抗がない
上記に当てはまるお子さんでも、小学生以下のお子さんの鑑賞は注意が必要です。
『ウインド・リバー』は、こんなお子さん&ご家庭にはおすすめしません:
- 実写映画に慣れていない
- 緊迫感や不安を感じやすい
- 性的な表現に敏感
- グロ描写、出血描写が苦手
- 大人向けの世界観は見せたくない
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