『パラサイト 半地下の家族』の気まずい・気持ち悪い＆グロいシーン！年齢制限はなぜPG12？

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映画『パラサイト 半地下の家族』について、この記事でわかること

• 　子供は何歳から見れる？
• 　気まずいシーンや描写はある？
• 　グロいシーンや怖い暴力描写はある？
• 　出血描写が気持ち悪い？
• 　年齢制限がPG12の理由は？
• 　どこのサブスク・動画配信サービスで観れる？

気まずいシーンは？	性的描写・裸の描写：中度ー重度	詳しい解説へジャンプ
残酷な暴力・グロ描写は？	暴力・グロ描写： 重度	詳しい解説へジャンプ
怖いシーンは？	ホラー・緊迫感：中度ー 重度	詳しい解説へジャンプ

『パラサイト 半地下の家族』ってどんな映画？サクッと解説

注：大きなネタバレや作品の結末には触れないように気を付けていますが、鑑賞前に知りたくないような情報が含まれている可能性があります。ご注意ください。

『パラサイト 半地下の家族』【PG12】（2019年）は、アカデミー賞最多4部門（作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞）を受賞した韓国映画、日本でも大ヒットした作品です。

【PG12】（＝12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要 ）という年齢制限区分が設定されており（『劇場版鬼滅の刃 無限列車編』などと同じレーティング）、大人が一緒であれば小学生以下のお子さんも鑑賞できるということになっています。

が！！！

リビングでの夫婦の営みのシーンなど、子供と一緒には絶対見たくないような気まずい＆露骨な性的描写があり、本当の本当に注意が必要です。

暴力・グロ描写もかなり過激で気持ち悪い出血描写も多く、小学生以下のお子さんが観るには刺激が強すぎるかもしれません。

全体的に、マフィアやギャングが出てくるようなダークな印象ではないし、コメディ要素もあり明るい雰囲気の映画ではあるんですが、子供と一緒に親子で観るにはラブシーンと暴力シーンのパンチが強すぎるんですよね…

家族みんなでリビング鑑賞をご検討中の方は、是非詳しい解説をご覧ください。

『パラサイト 半地下の家族』の上映時間・あらすじ・予告動画・キャストなど

タイトル	『パラサイト 半地下の家族』（英題： Parasite）
公開	2019年
ジャンル	コメディ、ドラマ、サスペンス
上映時間	105分
年齢制限	PG12（＝12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要）
監督	ポン・ジュノ
キャスト	ソン・ガンホ、チェ・ウシク、チョ・ヨジョン、イ・ソンギュン

STORY

過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。
“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。
パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。

映画『パラサイト 半地下の家族』オフィシャルサイト

『パラサイト 半地下の家族』は子供・親子が観れるファミリー向けの映画？

映倫による年齢制限区分：PG12

PG12（Parental Guidance/親の指導・助言）：12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要

この区分の映画で表現される主題又は題材とその取り扱い方は、刺激的で小学生の観覧には不適切な内容も一部含まれている。一般的に幼児・小学校低学年の観覧には不向きで、高学年の場合でも成長過程、知識、成熟度には個人差がみられることから、親又は保護者の助言・指導に期待する区分である。

映画４区分の概要

年齢制限がPG12指定なのはなぜ？

映倫による年齢制限区分指定の理由は、以下の通りです：

全員失業中の一家の長男が、IT企業のCEOである超裕福な家に、家庭教師の面接を受けに行くことになるのだが……。ドラマ。刀剣による簡潔な殺傷・出血並びに性的描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、１２歳未満の年少者も観覧できます。

区分指定理由

『パラサイト 半地下の家族』の子供向けレベルをチェック！

 　子供や親子での鑑賞に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。

性的描写・裸の描写：中度ー重度

極めて過激で露骨な性的描写の含まれる作品で、かなり気まずい空気が流れる確率200％。

本作品と同じレベルのラブシーンが含まれる映画を思い浮かべてみたんですが、なかなか思い付かない…

服を着たままのAVような感じでしょうか（そこまで激しいわけではないけど、そんなレベル）。

ですが、決して性的な行為にフォーカスした映画ではないんです。

この気まずい濡れ場が１回出て来るだけで、他にはそこまで過激な性的描写はありませんし、この１回のベッドシーンもエロ系映画によくあるようなセクシーさを煽る演出もありません。

ヌード描写もありませんし下着姿になるわけでもありません。

それなのに、なぜそんなに過激で気まずいのか！？？？

触り方や触る場所、そこから盛り上がっていく男女２人の様子など、すべてが気まずい以外の何物でもない！

このシーンだけスキップして観ることも可能かもしれません（開始から１時間28分頃）が、このときの会話の内容などから、登場人物たちの気持ちに大きな動きが生まれるとっても重要なシーンでもあるんです。

できればスキップせずに観て欲しい。

小学生以下のお子さんだけではなく、中学生以上のお子さんと一緒に観るのも（大人同士で観るのも）気まずすぎる作品なので、是非1人で、または気を使わない相手とゆっくりした環境で鑑賞されてください。

暴力・グロ描写：重度

極めて刺激の強い残酷な暴力描写・出血描写が含まれます。

相手を階段から突き落とし突き落とされた人は激しく頭をぶつける、大きな石で人間の頭を打ち付ける（気持ち悪い出血描写あり）、包丁を突き刺す（大量の出血描写あり）、串のような細長いものを足に突き刺す、などなど。

詳細を書くことは控えますが、【R15+】作品と同レベルの過激な暴力グロ描写、出血描写になっています。

小学生以下のお子さんとの鑑賞は、十分にご注意ください。

ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感：中度ー重度

“半地下”で暮らしている家族は、絶対にバレてはいけない行為を家族ぐるみでやっているため、その秘密がバレてしまうんじゃないかと終始ハラハラドキドキです。

また、上述の過激な暴力シーンでは、かなり強い不安を感じますし怖いと感じるお子さんもいるかもしれません。

怖がりなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。

『パラサイト 半地下の家族』を夜中に大人1人で観るのは怖い？

過激な暴力シーンがあるため緊迫感はあるものの、ホラー映画のようなハラハラドキドキ感ではないので、夜中に1人で鑑賞しても怖くなる作品ではありません。

むしろ、気まずい濡れ場があるため、1人で鑑賞した方がゆっくりストーリーに集中して楽しめるかと思います。

『パラサイト 半地下の家族』は何の動画配信サービス・サブスクで観れる？

『パラサイト 半地下の家族』は、以下のサブスク・動画配信サービスで配信中です。

見放題配信
レンタル配信

まとめ：『パラサイト 半地下の家族』は、子供向けレベル１★☆☆☆☆：小学生以下にはおすすめできない

気まずいシーンは？	性的描写・裸の描写：中度ー重度	詳しい解説へジャンプ
残酷な暴力・グロ描写は？	暴力・グロ描写： 重度	詳しい解説へジャンプ
怖いシーンは？	ホラー・緊迫感：中度ー 重度	詳しい解説へジャンプ

『パラサイト 半地下の家族』は何歳から観れる？どんな子供におすすめ？

『パラサイト 半地下の家族』は、こんなお子さん＆ご家庭におすすめです：

• 実写映画に慣れている
• グロ・出血描写にも抵抗がない
• 気まずいシーンやベッドシーンは我が家では一切問題ナシ

上記に当てはまるお子さんであっても、小学生以下のお子さんにはおすすめしません。

ただ、気まずいシーンが全く問題ないご家庭で、過激なアクション映画などを見慣れているお子さんであれば、小学生以下であっても鑑賞できる子もいるかもしれません。

『パラサイト 半地下の家族』は、こんなお子さん＆ご家庭にはおすすめしません：

• 実写映画に慣れていない
• 性的な表現に敏感
• グロ・出血描写が苦手、怖い
• 大人向けの世界観は見せたくない