『おおかみこどもの雨と雪』は3歳の子供も観れる？やや気まずいシーンに注意

この記事でわかること

• 　『おおかみこどもの雨と雪』は何歳からみれる？
• 　気まずいシーンやヌード描写はある？
• 　怖いシーンや暴力描写はある？
• 　泣ける映画って本当？
• 　どこのサブスク・動画配信サービスで観れる？
• 　子供の反応・感想は？

細田守監督のアニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』【G】（2012年）について、小学生以下の子供がいるファミリー向けに解説しています。

ご家庭の方針やお子さんの成熟度によってはやや刺激が強いと感じる気まずいベッドシーンが含まれるため、ちょっぴり注意が必要な作品。

描写の程度そのものはそこまで激しくないものの、まさかファミリー向けのアニメーション映画でベッドシーンがあるとは予想もしていないため、かなりの不意打ちでドキドキしてしまいます！

また、下のあらすじにもある通り、“父親の死”という、強い不安を感じるような緊迫感のある場面も含まれるため、感受性豊かなお子さんや繊細なお子さんはご注意ください。

詳しくは、下の解説をご覧ください。

 ネタバレ注意 
この記事では作品の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにネタバレなしで子供向けレベルを解説していますが、鑑賞前に知りたくない情報が含まれている可能性があります。ご注意ください。

『おおかみこどもの雨と雪』の年齢制限・子供向けレベルを解説

 具体的な描写の内容については、下で詳しく解説しています！

『おおかみこどもの雨と雪』はどんな子供におすすめ？

『おおかみこどもの雨と雪』は、こんなお子さん＆ご家庭におすすめです：

• アニメーション映画が好き
• 長編映画に抵抗がない
• 細田守監督作品が好き
• 泣いて笑える映画が好き

上記に当てはまるお子さんであれば、幼稚園・保育園の年少さんくらいから鑑賞できます。

『おおかみこどもの雨と雪』は、こんなお子さん＆ご家庭にはおすすめしません：

• 長編映画に慣れていない
• 身近な人の死の場面に敏感、まだみせたくない
• ベッドシーンは完全にNG
• 感情が揺さぶられるような映画が苦手

『おおかみこどもの雨と雪』の年齢制限区分：G

映倫の評価では、『おおかみこどもの雨と雪』はすべての年齢層で鑑賞可能（小学生以下の小さい子供もみれる作品）となっています；

G（General Audience/すべての観客）：年齢にかかわらず誰でもで観覧できる

この区分の映画の主題又は題材とその取り扱い方は、小学生以下の年少者が観覧しても動揺やショックを受けることがないように慎重に抑制されている。簡潔な性・暴力・麻薬や犯罪などの描写が多少含まれるが、ストーリー展開上で必要な描写に限られ、全体的には穏やかな作品である。G 区分の作品には、より大人向けの作品もある。一方、幼児、小学生が観覧の主体となる作品では、より慎重な描写、表現がなされている。

映画４区分の概要

『おおかみこどもの雨と雪』に出てくる子供に不適切・過激な描写を解説

子供や親子での鑑賞に不適切な可能性のあるシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。

ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。

4段階評価の内容
なし：注意が必要な描写なし
軽度：軽度の描写あり（やや過激・やや刺激が強い）
中度：中程度の描写あり（過激・刺激が強い）
重度：重度の描写あり（極めて過激・きわめて刺激が強い）

気まずいシーン（性的描写・裸の描写）：軽度

 あなたの意見を聞かせて！

男女のキスシーン、気まずいベッドシーンが含まれます。

小学校入学前などの小さいお子さんの場合、よく意味のわからない描写かもしれませんが、親の私たちが気まずいことには変わりないのでご注意ください。

気まずいベッドシーン

裸の男女が暗闇の中でキスをして布団？ベッド？に倒れ込み、翌朝裸で目が覚める、といった内容。
ヌード描写は肩の部分しか映りませんし、映画を観慣れているご家庭であれば問題になるようなシーンではありません。

しかーし！

まだアニメーション映画しか観たことがないようなご家庭では、きっとこの不意打ちのベッドシーンに気まずい空気が流れることは間違いないでしょう。

赤ちゃんへの授乳のシーン

赤ちゃんへの授乳後と思われる胸元がはだけた描写や、授乳中に乳首までしっかりと映る描写があります。
いずれのシーンも性的なものではなく、母性溢れるシーンではあるものの、気になるご家庭もあるかもしれません。

暴力・グロシーン（残酷な描写）：軽度

 あなたの意見を聞かせて！

おおかみ同士のケンカのシーンや、おおかみの爪で人間を引っ掻くシーンなど、やや刺激の強い暴力描写は含まれますが、過激すぎる描写はありません。

また、食べ物ではないものを食べてしまい、嘔吐するシーンがあります。

ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感：軽度

 あなたの意見を聞かせて！

ホラー映画のような緊迫感は含まれませんが、“身近な人の死”や“身近な人との別れ”などの強い不安を感じる場面が含まれます。

『おおかみこどもの雨と雪』ってどんな映画？予告動画やあらすじ

あらすじ・上映時間・キャストなど

タイトル	『おおかみこどもの雨と雪』（英題： Wolf Children）
公開	2012年
ジャンル	アニメ、ドラマ
上映時間	117分
年齢制限	G（＝年齢にかかわらず誰でも観覧できる）
監督	細田守
キャスト	宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人

STORY

大学生の花（宮﨑あおい）は、彼（大沢たかお）と出会ってすぐに恋に落ちた。やがて彼が人間の姿で暮らす”おおかみおとこ”だと知ることになったが、花の気持ちが変わることはなかった。そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新たな命が生まれる。雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は≪雨≫と名づけられた。
雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。一見ごく普通の家族だが、生まれてきた子供たちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫だった。そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始める。つつましくも幸せな毎日。しかし永遠に続くと思われた日々は、父である”おおかみおとこ”の死によって突然奪われてしまった―――
取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。そして子供たちが将来「人間か、おおかみか」どちらでも選べるように、都会の人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意した。

映画「おおかみこどもの雨と雪」ストーリー

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『おおかみこどもの雨と雪』がみれる動画配信サービス・サブスク

『おおかみこどもの雨と雪』の各サブスク・動画配信サービスの配信状況は以下の通りです：

配信サービス名	配信状況	月額
	レンタル 400円	600円/月
	レンタル 440円	2189円/月 1200ポイント付
	レンタル 550円	1026円/月
	配信なし	1140円/月 1520円/月
	配信なし	890円/月 1590円/月 2290円/月

まとめ：『おおかみこどもの雨と雪』は、子供向けレベル４★★★★☆：幼稚園・保育園以上におすすめできる

『おおかみこどもの雨と雪』【G】（2012年）をファミリー向けに解説させていただきました。

映画全体を通して子供の成長というものを感じ取れる作品で、子育ての状況やお子さんの年齢によって共感できる箇所がかわってくる作品だと思います。

子供たちも、鑑賞する年齢によって捉え方に違いがあるんじゃないでしょうか。

ちょっぴり気まずい大人っぽいシーンも含まれますので、お子さんの成熟度やご家庭の方針をもとに鑑賞可否を判断されてくださいね。

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