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映画『イコライザー』について、この記事でわかること
- 何歳から観れる?
- 気まずいシーンや描写はある?
- グロいシーンや怖い暴力描写はある?
- 年齢制限はなぜ【PG12】(==12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要)?
- どこのサブスク・動画配信サービスで観れる?
- 『イコライザー』を夜中に大人1人で観るのは怖い?
- 子供の反応・感想は?
『イコライザー』【PG12】(2014年)は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
- ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる大人向けの作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る)
気まずいシーンは? | 性的描写・裸の描写:軽度 | 詳しい解説へジャンプ |
残酷な暴力・グロ描写は? | 暴力・グロ描写:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
怖いシーンは? | ホラー・緊迫感:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
『イコライザー』ってどんな映画?サクッと解説
『イコライザー』【PG12】(2014年)は、デンゼル・ワシントン制作・主演のアクション・スリラー映画「イコライザー」シリーズの1作目にあたる作品。
主人公ロバート・マッコールの冷静かつ計算されたアクションと正義感が魅力の作品です。
過激で気まずい性的描写はないものの、完全に大人向けのダークなストーリー。
マフィアや娼婦など裏社会の描写がストーリーの中心で、過激で残酷な暴力描写や卑猥な言葉遣い、かなり刺激の強い出血・グロ描写が含まれており、小学生以下のお子さんの鑑賞は注意が必要です。
他の年齢制限【PG12】区分の作品と比較しても、グロさのレベルはかなり過激。R指定【R15+】でもおかしくないような作品になっています。
アクション映画に慣れている小学生高学年以上のお子さんでも、つい目をそむけてしまうような露骨でグロい暴力描写がたくさん出てきますし、緊迫感の強い演出も多いため、怖いと感じるお子さんもたくさんいるはず。
ただ、そんな過激な描写がスリル満点で、スリラー映画やアクション映画が好きな子は、楽しめる作品かも??
小学生以下にはあまりふさわしくない過激な暴力グロ描写が含まれていることには間違いないので、お子さんのこれまでの映画鑑賞経験や、ご家庭の方針をもとに、子供の鑑賞可否を慎重に検討されてくださいね!
『イコライザー』の上映時間・あらすじ・予告動画・キャストなど
タイトル | 『イコライザー』(原題:The Equalizer) |
公開 | 2014年 |
ジャンル | アクション、スリラー |
上映時間 | 132分 |
年齢制限 | PG12(=12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要) |
監督 | アントワーン・フークア |
キャスト | デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ |
STORY
昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。ある夜、娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する-。それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアがマッコールを追い詰めて行くが・・・
『イコライザー』は子供・親子が観れるファミリー向けの映画?
ここから先は、作品の具体的な描写に触れています。
できるだけストーリーの本筋には触れないようにリビングセーフティレベルをチェックしていますが、ついうっかりネタバレしてしまっている可能性がありますので、ご注意ください。
映倫による年齢区分:PG12
PG12(Parental Guidance/親の指導・助言):12 歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要
この区分の映画で表現される主題又は題材とその取り扱い方は、刺激的で小学生の観覧には不適切な内容も一部含まれている。一般的に幼児・小学校低学年の観覧には不向きで、高学年の場合でも成長過程、知識、成熟度には個人差がみられることから、親又は保護者の助言・指導に期待する区分である。
年齢制限がPG12指定なのはなぜ?
映倫による年齢制限区分指定の理由は、以下の通りです:
ホームセンターの従業員として働く元CIA工作員が10代の娼婦に出会ったことをきっかけに警察がかかわれない不正を始末する仕事請負人となる。クライムアクション。器物による殺傷の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。
区分指定理由
『イコライザー』の子供向けレベルをチェック!
子供や親子での鑑賞に不適切なシーンや保護者の助言が必要なシーンがないか、項目別に4段階でチェックし評価・解説しています。ご自宅のリビングで鑑賞可能かどうか、判断する際の参考にしてください。
なし:注意が必要な描写なし
軽度:軽度の描写あり(やや過激・やや刺激が強い)
中度:中程度の描写あり(過激・刺激が強い)
重度:重度の描写あり(極めて過激・きわめて刺激が強い)
性的描写・裸の描写:軽度
あなたのご意見お聞かせください
気まずいシーンやヌード描写など、親子でリビング鑑賞する際に気になるようなシーンはほとんどありません。
ただ、娼婦という肩書の女の子が出てきたり、卑猥な下ネタ表現(「処女だと言えば稼げる」、「帰ってマスかいて…」、など)があったりするため、注意が必要です。
暴力・グロ描写:重度
あなたのご意見お聞かせください
極めて残酷で過激な暴力描写、出血・グロ描写が含まれる作品、年齢制限R指定【R15+】になっていても異論はないくらい、残虐な暴力描写がたくさん出てきます。
本作品の主人公のロバート・マッコールは、“少女を救うため”“ロシアンマフィアの組織を壊滅させるため”“自分の大切な仲間たちを助けるため”といった“正当な理由”で敵を次々に殺して行くんですが…
「大義名分があれば、何でもアリですか!???」
とつい突っ込んでしまうくらい、敵をフルボッコにいていきます。
常に無表情で淡々と人を殺していくため、精神状態を心配してしまうようなレベルで(そこが本作品の大きな魅力でもある)、小学生以下のお子さんと一緒に鑑賞するには過激すぎるかもしれません。
身の回りの物による暴力
その場にあるコルク抜きやナイフを突き刺して、その場に居た5人を一瞬で皆殺しにするシーンがあります。
そのうち1人は出血多量の窒息死(?)で死ぬんですが、彼が息絶えるまでじーっと無表情で血まみれの体を見つめているなど、緊迫感の強い怖いシーンになっています。
刺された個所からの出血の描写もリアルでグロいんですよね…
ホームセンターでの場面でも、ホームセンターに売っている工具などによる暴力描写があり、銃での暴力よりも身近に感じるため、思わず目を背けてしまうくらい痛そうな描写だらけです。
有刺鉄線(トゲの付いたワイヤーみたいなヤツ)を首に引っ掛けて天井から吊るすシーンは、かなり残酷。
首からも口からも出血し、血をタラタラ流しながら天井からずっとぶらさがっています(首吊り死体のような感じ)。
ノコギリのようなものを首に突き刺したり、電動ドリルを後頭部に打ち込んだり、ホームセンターにある身近なものでどんどん敵を殺していきます。
他にも書ききれないくらい、身近な物での暴力描写やグロシーンあり。
小学生以下のお子さんとの鑑賞は要注意です。
女性への暴力
女性への暴力描写があります。
男性への暴力よりも力の弱い女性への暴力の方が、どうしても強い刺激を感じます。
女性を絞殺するシーンでは、その女性が苦しんでもがいている姿がとてもリアルで、小学生以下の子供には見せたくない描写のひとつです。
出血・グロ描写
上述の出血・グロ描写以外にも、極めて刺激の強い描写が出てきます。
刺された箇所(血だらけ)や目がくり抜かれたような遺体の写真がアップで映される場面があります。
この死体写真のシーンは、もはやスプラッター映画の域でマジで気持ち悪いしグロい!
暴力描写の多い映画をたくさん観ているお子さんにとっても、刺激が強すぎるような作品です。
ホラー・ハラハラドキドキ緊迫感:重度
あなたのご意見お聞かせください
常にダークな雰囲気でストーリーが展開していくため、全体を通して強い不安や緊迫感を引き起こす作品です。
主人公のマッコールが敵と対峙する場面では、照明も暗くまわりがはっきりと見えない中で突然敵から襲撃される、といったハラハラドキドキなシーンが満載!
無抵抗な人間を血まみれになるまでボコボコに殴りまくる描写など、過激な暴力描写も多く、子供が観ると強い不安と恐怖を感じるんじゃないかと思います。
スリラー映画特有のシリアスでダークな雰囲気が魅力の本作品。
ホラー映画とまではいきませんが、強い恐怖を感じることは間違いないので、怖がりなお子さんとのリビング鑑賞はご注意ください。
『イコライザー』を夜中に大人1人で観るのは怖い?
全体的に暗く緊迫感の強い作品ではありますが、ホラー映画によくある“煽る”ような緊迫感ではないため、夜に1人でも鑑賞できる作品だと思います。
ただ、出血やグロ描写が多いですし、ダークで重苦しい雰囲気の作品なので、苦手な方はあまり楽しめないかもしれません。
本作品について以下のようなコメントを見つけました:
More violent than John Wick (those who have seen John Wick 2 can probably see this)
この作品は、『ジョン・ウィック』よりも暴力的(『ジョン・ウィック:チャプター2』が見れた人なら、本作品も見れるはず)
『ジョン・ウィック』(2014年)も『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017年)も、年齢制限【R15+】の作品。
この『イコライザー』よりも厳しい年齢制限が設定されている作品です。
その【R15+】作品よりも暴力的と聞くと、本作品がどれだけ激しいか想像できるんじゃないかと思います。
ご参考までに…
私は、グロ描写はそこまで得意ではないんですが、この『イコライザー』【PG12】(2014年)も『ジョン・ウィック:チャプター2』【R15+】(2017年)も、なんとか1人で鑑賞できるレベルでした。
ちなみに、『アンダーワールド: エボリューション』【R15+】(2006年)はグロすぎて1人で観れず、『エスター』【R15+】(2009年)は怖すぎて1人で観れませんでした。
『イコライザー』は何の動画配信サービス・サブスクで観れる?
『イコライザー』は、以下のサブスク・動画配信サービスで配信中です。
見放題配信 | |||
レンタル配信 |
まとめ:『イコライザー』は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
『イコライザー』【PG12】(2014年)は、子供向けレベル2★★☆☆☆:小学生以下は注意が必要
- ◆レベル2★★☆☆☆作品の概要◆
小学生以下の子供が観ることを想定していないと思われる大人向けの作品で、露骨な性的描写または出血・暴力描写が含まれます。実写映画に慣れていないお子さんや、小学校低学年以下の小さなお子さんの鑑賞は、おすすめしません。高学年以上のお子さんでも、鑑賞前に詳細をチェックされることを強くおすすめします。例:「イコライザー」シリーズ、「ジョン・ウィック」シリーズなど(レベル2★★☆☆☆作品をもっと見る)
気まずいシーンは? | 性的描写・裸の描写:軽度 | 詳しい解説へジャンプ |
残酷な暴力・グロ描写は? | 暴力・グロ描写:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
怖いシーンは? | ホラー・緊迫感:重度 | 詳しい解説へジャンプ |
『イコライザー』は何歳から観れる?どんな子供におすすめ?
『イコライザー』は、こんなお子さん&ご家庭におすすめです:
- 実写映画に慣れている
- アクション映画が大好き
- 怖い雰囲気の映画が大好き
- グロ・出血描写にも抵抗がない
上記に当てはまるお子さんであっても、小学生以下のお子さんの鑑賞は注意が必要です。
『イコライザー』は、こんなお子さん&ご家庭にはおすすめしません:
- 実写映画に慣れていない
- 怖い、緊迫感の強い映画が苦手
- グロ描写、出血描写が苦手
- 大人向けの世界観は見せたくない
『イコライザー』を観た子供たちの感想&反応
我が家の長男(現在小6)は、小5の終わり頃に初めてこの作品を鑑賞。
ちょっぴりダークでシリアスなアクション映画が大好きな長男は、この作品もかなり気に入った様子で、すぐに
「イコライザー2も見たい!!!」
と頼まれたくらいです。
しかし、実際のところ、ストーリーをちゃんと理解しているのかは謎。
とにかくダークな雰囲気の強い作品で、淡々とストーリーが展開していくため、最初の方は集中して観てなかったんじゃないかな?
また、やはりグロい&過激な暴力描写のシーンでは、「うぇぇぇ!グロ!!!」と叫びまくっていましたが、そんな風に叫びながら映画を見るのが好きっていうのもあるのかもしれません。
…と、こんな感じで、小学生以下の子供でも楽しみながら見れる子も居るかもしれませんが、基本的には極めて刺激の強い作品ですので、お子さんのタイプや映画鑑賞経験などを考慮しつつ、鑑賞可否の判断をされてくださいね!
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